50代の平均貯金額、負債額
貯金金額 | 総金融資産 |
---|---|
802万円(単身世帯) 800万円(ファミリー世帯) |
2020万円(単身世帯) 2515万円(ファミリー世帯) |
※家計の金融行動に関する世論調査(平成26年調査)を元に作成
以下は、同調査に基づく、貯金を含むその他の金融資産の分布を示します。
※信託=金銭信託、生保=生命保険(学資保険等含む)、損保=損害保険、年金=個人年金保険
保有資産分布 | 貯金 | 信託 | 生保 | 損保 | 年金 | 債券 | 株式 | 投信 | 財形 | 他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
50歳代(独身) | 802 | 16 | 193 | 26 | 220 | 51 | 355 | 245 | 44 | 68 |
50歳代(家族) | 800 | 7 | 397 | 35 | 123 | 20 | 93 | 96 | 59 | 13 |
スポンサーリンク
50代 子供の進学を乗り切ればあとは老後のための積み立てを!
子供の教育費負担は大きいですが、これを乗り切って子供が独立をすれば、家計負担は一気に軽くなります。
また、教育費を貯金だけでのりきれないという場合は「教育ローン」や「奨学金」という方法もあります。厳しい時期だとは思いますが、頑張って乗り切りましょう
ちなみに、教育ローンは返済を親が行うもので、奨学金は返済不要のものもありますが、代表的な奨学金(日本学生支援機構)は返済の義務があります。ただし返済をするのは子供です。
詳しくは「子育てで知っておきたいお金の知識」をご参照ください。
50代になるとこれまでシングル世帯が優位だった総金融資産額をファミリー世帯が上回るようになります。ただし、資産配分は相変わらずで「生命保険(383万円)」が最大の割合を占めています。
子どもの独立のタイミングにもよりますが、この辺りで一度保険等のバランスの見直しを行ってもよいかと思います。
一方のシングル世帯については、「お一人様老後」も考えたライフプランを検討していく必要があるでしょう。実際に資産配分を見ても個人年金(220万円)が増加傾向にあり、老後への備えを確実に進めている方も増えているようです。
投資でリスクをとれるのは定期収入が多いこの時期くらいまでです。
50代にお勧めの貯金方法
子育て負担から解放されたのであれば、積極的に老後資金のための貯蓄に入りましょう。
リタイア時期と退職金、年金の見込み等を考えながら積極的に貯金しましょう。
老後に必要なお金には
・最低限:月17万円
・ごく普通:月27万円
・ゆとりある:月38万円
のお金が夫婦世帯で必要と言われています。一部は年金等でカバーされますが不足している分は預貯金から出す必要があります。
なお、足りない分は運用で。と考えるかもしれませんが、基本的に投資は短期で考えるとリスクが高まります。短期に結果を出そうとせずに、長期的な視点で運用を考えましょう。
投資の参考サイト
・はじめての国債投資
・投資信託入門講座
・株初心者のための株式投資講座
なお、住宅ローンなどの債務がまだ残っているという場合は、定年退職を迎える前までに完済しておくのがベターです。退職金が見込めるならそれを老後資金のあてにして、積極的に住宅ローンの繰上返済をするというのも一つの手段といえそうです。
住宅ローンの繰上返済については「住宅ローンの繰上返済と借り換え」などが参考になります。
貯金にオススメの預金サービス
これから貯金を始めたいという人におすすめの貯金サービスやおすすめの銀行サービスを紹介します。
・auじぶん銀行 金利も高く、じぶんプラスで毎月Pontaポイントも貯まる
普通預金で0.2%。さらに条件を満たせば毎月Pontaも貯まります。貯めたPontaは現金化も出来ちゃうので実質的な金利はさらにUPできます。
・【上級者】FXのスワップポイント利用した金利アービトラージ
FXを利用しスワップ金利の差を利用して低リスクの運用ができるようになります。
・dポイントの増量交換キャンペーンでポイント交換で実質貯金
毎年恒例のキャンペーンにdポイントへの交換で〇〇%増量というキャンペーンがあります。このキャンペーンに向けて現金ではなく「ポイント」を貯めておき、そのポイントを交換すれば実質的に高い利回りに。dポイントは換金・現金化もできます。