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世代別の平均貯金額、負債額<2016年版>

各世代別の平均貯金額を様々なデータからまとめていきます。あなたの貯金は平均と比べてどうでしょうか?
ここでは、家計の金融行動に関する世論調査(平成24年調査)を参考データとして、各世代別の平均貯金額や負債額などを調査集計しています。
また、それぞれの世代別の貯金や負債に関する行動についても一部分析を加えています。

最終調査日:2016年5月27日(総務省の2015年家計調査結果(総務省統計局)データを反映)

 

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平均貯金額の注意点

平均貯金額を見て一喜一憂する前に「平均貯金額」を見る際の注意点をいくつかまとめます。

 

  1. 平均値は実は参考にならない
    いきなりこのページの全否定になっていますが、貯金額の平均値というのはかなりブレがあります。たとえば100人がいて、99人の貯額が10万円、1人だけ1億円(資産家)を持っていたとします。このときの平均貯金額金は「100万1千円」。貯金のように一部のお金持ちがたくさんの金額を持っている場合、平均は大きく動かされやすいという点を理解する必要があります。 この場合、平均値ではなく「中央値」を使う方がより適切といえます。
  2. 貯金額と負債額の関係
    特に30代以上になると「マイホーム比率」が増えてきます。マイホーム所有者には住宅ローンという「負債」があることになります。貯金額だけでなく、負債額もみなければ新の平均額を見ることはできないという点を理解しておく必要があります。

※中央値
データを小さい順に並べたときの中央にある値のこと。100人調査対象がいる場合、下から数えて50人目の数字を中央値と呼ぶ。メジアンとも呼ばれることがあります。

 

世代別の平均貯金額データ

各世代別の平均貯金額と、貯金以外の金融資産(保険や債券、株式など)の合計データをまとめています。各世代の平均的な貯金金額や運用資産についての目安となるかと思います。

 

  平均貯金額 平均金融資産保有額
全世代 580万円(単身世帯)
948万円(ファミリー世帯)
1268万円(単身世帯)
1753万円(ファミリー世帯)
20代の平均貯金 200万円(単身世帯)
220万円(ファミリー世帯)
279万円(単身世帯)
346万円(ファミリー世帯)
30代の平均貯金 461万円(単身世帯)
370万円(ファミリー世帯)
795万円(単身世帯)
656万円(ファミリー世帯)
40代の平均貯金 490万円(単身世帯)
444万円(ファミリー世帯)
1089万円(単身世帯)
913万円(ファミリー世帯)
50代の平均貯金 802万円(単身世帯)
800万円(ファミリー世帯)
2020万円(単身世帯)
2515万円(ファミリー世帯)
60代の平均貯金 985万円(単身世帯)
1342万円(ファミリー世帯)
2311万円(単身世帯)
2515万円(ファミリー世帯)

「家計の金融行動に関する世論調査(平成26年調査)」

 

全体的に見てみると、若い時期(20代)はシングル(独身)よりもファミリー(既婚者)の方が貯金が多くなっています。これは共働き世帯があることが全体を押し上げているものと思われます。

一方で30代、40代は子育て費用等の負担があるのか、シングル(独身)世帯の方が貯蓄額が大きくなっています。なお、本金融資産には「不動産(マイホーム)」は含まれておりません。あくまでも金融資産のみです。

 

なお、下記は「貯金」以外の金融資産を含む全体の資産額とその分布を示したものです。特徴的なのは独身世帯は株や投資信託などで資産を運用するのに積極的傾向がありますが、2人以上の世帯の方は生命保険に資産が偏っている傾向にあると言える点でしょうか。

 

保有資産分布 貯金 信託 生保 損保 年金 債券 株式 投信 財形
全世帯(独身)  580 13 121 16 100 53 211 119 26 28
全世帯(家族)  948 9 316 39 96 52 144 99 38 12

 

 

 

日本人の平均貯金額の推移(長期データ)

また、下記は年ごとに調査された平均貯金(貯蓄)額の推移となっています。

調査は総務省の家計調査によるものです。上記の家計の金融行動に関する世論調査とは異なる調査集計となっておりますので、金額には多少の誤差があります。

 

なお、この項目における貯金(貯蓄)というのは普通預金、定期預金、生命保険、有価証券などの合計額となります。

 

  貯金平均額 貯金中央値
平成16年 1692万円 1024万円
平成17年 1728万円 1052万円
平成18年 1722万円 1008万円
平成19年 1719万円 1018万円
平成20年 1680万円 995万円
平成21年 1638万円 998万円
平成22年 1657万円 995万円
平成23年 1664万円 991万円
平成24年 1658万円 1001万円
平成25年 1739万円 1023万円
平成26年 1798万円 1052万円
平成27年 1805万円 1054万円

 

二人以上の世帯における2015年平均の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は1805万円で,前年 に比べ7万円,0.4%の増加となり,3年連続の増加となった。貯蓄保有世帯全体を二分する中央 値は1054万円(前年1052万円)となった。また,年間収入は616万円で,前年に比べ2万円,0.3% の増加となり,貯蓄年収比(貯蓄現在高の年間収入に対する比)は293.0%で,前年に比べ0.2ポ イントの上昇となった。

 

 

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